まんのうをたがやす百姓のBlog

　先週末、友達の結婚式で松山に出かけとったんやけどそのついでに前から行ってみたかった今治のがいな直売所「さいさいきて屋」を視察することができたがー(公式サイトこちらとかこちらとか)。

　まあなんとて施設がきれい。新しいこともあるけど清潔感があるのはいいよね。


　こちらはカフェとかレストランがあるほうの棟。ちゃんとデザインが統一されとる。


　とにかく広い直売所の中はコンテナ陳列じゃなくて品物ごとにおしゃれな木の棚に並べられとる。そして細かく品物ごとにええ感じの統一感のあるPOPが付けられとるんやが。これはお店が用意しとるんやろうな(参照)。これをやるとお店の負担は増えるけど、お客さんにとってはすごく便利。夢ハウスも去年の増築んときに不完全ではあるけどやろうとしたんやけどなー(以下略

　産直作物スペースがどーんと真ん中にあるけど、壁沿いにはこれも地場のお肉やお魚そして日配なんかが揃えてある。直売所っぽさを全面に出しつつもワンストップな利便性を追求しとるんやが。これを中途半端にやると単に直売所らしさの魅力が薄れてダメダメになるんやけど、さいさいきて屋では相乗効果を生み出しているようにみえたよ。

　訪れたのは日曜日の14時過ぎやったんやけど、広い駐車場はいっぱいでお客さん大勢。ちゃんと野菜もいっぱいある。これだけのお店やきん、メールで逐次売上げが分かるシステムくらいあるんやろう。どんどん売ってどんどん追加しよんと違うかな。そしてそんな時間にレジが6台も稼働しているのにビビったが。

　カフェもレストランも地場の野菜・果物にこだわっているようやった。マクロビの記事にも書いたけどあんまりそういうこだわりは個人的には好きではない。でもやっぱり安心な感じがするんやろなー。こんなご時勢やしな。
　
　とにかく勉強になったがー。香川県の支店単位のちいちゃな直売所とはなにからなにまで違う。あんまり言うとあれやけど、香川県も単協のスケールメリットを直売所にも活かすことはできんのやろうか。そんなことを考えながら、さいさいきて屋で買った食材で作ってもらった今治焼豚玉子飯を食ったが。