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Posted by あしたさぬき.JP at

2012年09月26日

田んぼお習字

 トラクター使いよってつい思いついたのでやった。後悔はしてないけど公開するな。



 うーん、二階から撮ったのではよう分からんなあ。「うし」と書いてあるんやけど。最初お約束で「うんこ」って書こうとしたんやけど、「う」が思いの外大きくなってしもうたきん、こうなった。

 ふがわるいきんこの後すぐ消しました。



 田んぼアートに触発されたわけですよ。最近ようあるやん。

 Google画像検索:田んぼアート

 二番目のはヤバいな。逃げたほうがええな。それにしてもみんなすごい。ようやるなあ。わしはひらがなで精一杯やが。

 一般に古代米と呼ばれる赤米や黒米や熟期の違う米を使って絵を書くんやけど、立派なもんやなあ。そういえば古代米って言うけど、結構最近育種されたものも多いよ。例えば代表的なこれとか。

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 眺めてると、どれもええ値段するな。栄養価高いという触れ込みやけど、わしは嫁さんがたまにご飯にまぜてくれるのをゴマ感覚で食ってるな。観賞用の品種も育種されとるとか。そういうのが田んぼアートに使われとるんかもしらんな。どうせやったらスカイブルーやショッキングピンクの米を育種すれば田んぼアートの表現力も上がるんとちがうやろか。萌え絵なんかも書きやすくなるんとちがうやろうか。「青いバラ」のサントリーならできそうやが。え、キモい?そらそうか。

 わしは習字はな、小学校のときはがいに得意やったんや。絵も得意やった。小4~小6んときは地域レベルやけど賞を総ナメにしたもんや。なんでか。今はどんなんか知らんけど、当時は絵も字もとにかく小学生らしく元気にダイナミックに書けば評価された。それをなんとなく分かっとったイヤなガキであったわしはとにかくダイナミックに書きなぐった。そうすればするほど褒められた。そして細かい技術の習得を怠った。そしたらこらどいや、中学生になっていきなり技術を求められたら全然通用せんようになってしもうた。あっという間に落ちこぼれてしもうた。それでも自信満々にダイナミックなスタイルを崩さずにやり通せば路上で説教臭い字を書いてご飯が食べれる人になれたのかもしらんけど別になりたくもない。そうして田んぼに字を書く大人になったわけやが。  

Posted by kazuzo at 16:45Comments(0)雑記

2012年09月18日

隣の畑は白く見える、

 ブロッコリーの定植が最盛期やが。8月の末に植えだして、やっと半分の山を越えた。今年の秋は暑いけど雨も多くてなかなか綱渡りなんやけど、なんとか予定とそんなに違わずに植わっりょる。

 今年は去年の倍の面積を植えることにしとって、初めて手がける畑もあるんやけど、おもっしょいよなあ。細い用水路を挟んで隣同士やのに水はけが全然ちがうんな。



 ありゃ、写真にするとあんまりよう分からんかもしらんけど、左のほうが湿ってて黒いやろ。左のほうは毎年水田→ブロッコリー。右のほうは少なくとも二十年くらいは耕作放棄地。年に一度くらいは草刈ったりトラクター入れたりしよったけど、セイタカアワダチソウがときどき生えたりするくらいの畑。若干こっちのほうが高いところにあってそんで古い畑やきん用水路の側が石積みなんな。石の間から水が抜けよんやろうか。長いこと水田にもしてないきん地下水位も低いんとちがうやろか。とにかく水はけがよくて、水もちもいい。ブロッコリーもすごくスムーズに植わった。150kgもある定植機械が畝の上で走らんといかん。じゅるかったらズブズブと行ってしまう。黒いほうの畑は一昨日植えたんやけど案の定ズブズブはまった。すぐ隣りやのに面白いなあ。定植に来たオペレーターさんも驚いてた。







 土壌図というのがあるんや(参照)。日本中の農地の地質が分かる。これもすごいなあ。でも実際の地質はこれよりも細かく分かれてるんな。どんな作物を作ってきたか。どんな肥料や資材を投入してきたか。人間の営みが土の上に積もり積もってトラクターでかきまぜられて、そんで畑がでける。場合によってはごじゃハゲになることもあるし、素晴らしい土がでけることもある。素晴らしいといっても、それは作物や気候などの条件によるわけやけどな。オールマイティな土…そんなもんあるんやろうか。本の中にはあるかもしらんけど、実際はどうやろうな。

   


Posted by kazuzo at 19:13Comments(0)野菜

2012年09月11日

秋-It's a Ballad

 昨日の晩の雷雨はがいなかったなー。植えたばっかりのブロッコリー畑、今から植えるブロッコリー畑がみんな水浸し。




 上のは朝の、下のは別の畑の夕方の写真。ちょっと大きくて排水が難しい上に水はけが悪い畑だと夕方でもまだ水が引かない。でも昨日急いで畝立てといてよかったな。金曜日あたりに植える予定なんやけど、畝立ってなかったら一週間は延期になるところやが。

 午前中いっぱい畑の排水にかかりきりになって、昼飯食いながら新聞読んでたら観音寺で雨乞い踊りの記事(参照)。ちょっと頑張りすぎやでみんな。

 それを読んでて思ったんやけどな。香川には雨乞い踊りや念仏踊りが一番古いものは菅原道真公の時代からいっぱいあるんやけど、そんな大昔の雨乞い踊りって、毎年やってたんかなあ。同じ日にやってたんかなあ。香川でもまれに雨いらんっていうくらい降る年もあるきんな。それに香川の急峻で浅い山は大雨によってすぐ鉄砲水を発生させる。土器川なんて今は大きな堤防と河原が整備されて大人しくしとるけど、昔は暴れまわっとったきんな。大水があれば昔やったらすぐ家も流されるやろう。人も死ぬやろう。そんな後に雨乞い踊りやるのって気まずいよな。

 雨乞い踊りには呪術的意味合いと儀式的意味合いが不可分に結びついとったんやろうけど、どちらの意味合いが強いかにもよるよな。今のは儀式的意味合いとあと保存の意味が一番強いのかな。保存のためには毎年決まった時期にやるのがええんやろうけど、雨がようけ降りよるときにやってもしらけんのかな。そんなこと考えるのは百姓だけか。いや、土建屋さんなんかも困るよな。ふーむ。

 ちょっと話は違うけど、満濃池のゆるぬきと豊稔池のゆるぬきの話。満濃池のゆるぬきは毎年日が決まっとる。何年か前まで6月13日やったけど今は15日。なんで少し後にずらしたかというと田植えを後にずらすことを促して近年問題になっとる稲の高温障害を和らげようという意図やが。でも2日くらいでは効果ないっぽい。このころにはもう香川用水の農業用水がもうきとるしな。豊稔池のゆるぬきは日が決まってないんな。下流の池の水位を見ながら決める。水を大事に使うためやが。こっちのほうが百姓としては納得がいくなあ。でも儀式としては日が決まっとったほうが都合がええんやろうな。来賓の偉い人の予定もあるしな。

 どうやろうか。雨乞い踊りもその年の気候に合わせてやったらわしはそっちのほうがテンション上がるなあ。今の時代でも気候に大いに左右される職業の人なんて少数派なんは分かっとるんやけど、な。伝承、It's a Balladやけど、それをより伝承らしくするための演出として日照りを利用するという考え方もあるんやないかな。

 タイトルは男闘呼組のヒット曲の名をなんとなくもろた。  


Posted by kazuzo at 19:34Comments(0)野菜

2012年09月01日

長靴の足音が聞こえてくるようです…。

 それは百姓が寄ってきよるだけやがな。

 いつもわしが言いよることやけど、ひとくちに百姓・農家言うても北海道や北陸でがいに米作ってる農家と香川でイチゴ作ってる農家は全然違う。もちろんブロッコリー作ってる農家も違う。みんな違ってみんな農家。一緒くたにはできんのよな、ほんま。

 そんでもそんな農家に共通する悩みというものがあるんやけど、なーんや。腰が痛いとか違うで。香川県の誇るイチゴのらくちんシステムを見よ。

 それはやな、作業用の長靴がすぐに裂けたり破れたりして使えんようになることやが。ホームセンターや農材屋さんに行くとだいたい980~2980円くらいで長靴売っりょんやけど、どれを試してもまあ三ヶ月くらいでどっかから水が入るようになる。値段はあんまり関係ないみたい。ゴム長靴の宿命なんやろうか。そりゃ値段がええほうが、機能性は高いんやろうけどなあ。そんな話をたまにTwitterで各地のお百姓さんとする。どこのお百姓さんも長靴問題には悩んどるようやが。

 話はちょっと横道それるんやけど、わしは足の形がちょっと横が大きくてかっちりした靴を履くんがよいよすかん。締め付けられるんや。ほら、ブラジャーするんがすかんおなごのこがおるやん。あんな感じやが。そやきん普段は夏も冬もつっかけや。快適や。革靴履きたくないきん百姓やっとるようなもんやきんな。そういや競輪場のおっさんも年中つっかけやな。あ、わしも競輪場のおっさんやった。

 冬は寒いきん、中が毛のクロックスを履くよ。クロックス軽くて楽ちんでいいよね。そんでやけど、クロックスは長靴も出しとるんやが。クロックスと言えばクロスライトという独自素材の一体成形やきんな、ひょっとしたらゴム長靴よりも丈夫かもしらん。

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 定番品のこれ↑が欲しかったんやけど、高い。そしたら今年出た少し違うモデルが安売りされとったきんそれを買ってみた。アウトソールにゴムを使っとるきんちょっと重い。それと丈が低いきん使用できる場面が少し限られそう。まあいいや。お試しに買える値段やし。

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 せっかく三色あるきんオレンジにしてみた。日差しが強い季節には黒は熱を吸収してがいに暑いんや。





 作業用じゃないきんかしらん、ワンサイズ大きいのを買ったけど足首部分がタイト。これは好みや慣れの問題かもね。薄いけど、ゴムよりは少し固い。丈夫そうやが。これで一昨日から始まった秋野菜の植え付けを戦い抜くぞー。\戦い抜くぞ~/ 年内いっぱい持ちこたえればわしの勝ち。


 その後のお話。  


Posted by kazuzo at 19:57Comments(0)野菜