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2008年12月30日

百姓も仕事納めしますけどなにか?

 今日の午前中のブロッコリー収穫を持ちまして今年も仕事納め。ここ数日は収穫量が多いきん、大きさの目安となる輪っかを使わずにサクサク収穫していく。なんとてうちのブロッコリーは採り頃になるとマイナスイオンと水素とオーラと活性水とゲルマニウムと遠赤外線を出すきんな。すぐ分かるんや。なんちゃって。今年はブロッコリーの根こぶショックがあったものの、台風も来ず、まあまあの一年やったような気がするな。

 今年はちょっと実験的なことをたくさんやった。いくつかは来年本格的にできそうなものがある。楽しみや。来年もおもっしょいこと思いついて、そんでもって実験して、再来年が楽しみな年にせないかん。おもっしょいことの拡大再生産や。

 年末年始は積読本を精出して読もう。  

Posted by kazuzo at 20:44Comments(5)TrackBack(0)産直

2008年12月29日

花はどこへ行った

 畑からなくなってしまったがな、花が。昨日の夜の時点で。まだ蕾のならあるんやけどね。お正月商戦はまだ明日まであるきん寂しいがー。今年は肥え切れのと肥えの効きすぎのを作ってしまって咲く時期をバラバラにしてしもたんが痛かったな。それとやっぱり冬がぬくいきん、アブラムシが12月に入ってからでも何食わぬ顔してわく。これはここ数年の傾向や。

 でも全体的にはまあまあの出来であった。来年はもっとうまいこと作りたいな。


 
 花はそこらじゅうのお墓にあるよ。  
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Posted by kazuzo at 20:36Comments(0)TrackBack(0)

2008年12月27日

猫の手も借りたいのは一週間だけ

 がー。忙しいがー。朝から花と野菜運んで、ブロッコリー採ってまた運んで、またブロッコリー採ってまた運んで、花採って組んで運んで採って、桶を回収してまた組んで…の日々が続いているんやが。年末一週間が一番忙しいがー。猫の手も借りたいというわけで明日は妹夫婦が甥っ子を連れて手伝いに来てくれるよ。

 最近の派遣切りなんかに関連して、失業者を農業分野で吸収できないかという話があるよね。具体的に動こうとしている自治体もある。でもね、農業分野というのは農繁期・農閑期という言葉があるように忙しい時期と暇な時期がはっきりしている業種なんやが。ということは派遣や臨時アルバイトは必要としても、正社員は必要としない。年20作軟弱野菜を作る野菜工場みたいなのは別にしてね。

 それに天候によって大きく左右される。気象災害によって収穫激減なら人いらないし、逆に冬野菜が大豊作で出荷調整が行われるくらいに価格が暴落しても人いらない。必要なのはいつでも呼び出せていつでも首を切れる労働力。そんなところに労働力を吸収させるのはどうなんやろう。

 アメリカなんかはそういう労働力が農業を支えてるんやけどね。具体的に書くと、農業労働者の何割かはメキシコなんかからの不法移民。その労働力を安く買い叩いて世界的な価格競争力を維持しとるわけや。日本もそういうふうにする?今よりもっといびつな社会になるよ。   

Posted by kazuzo at 21:31Comments(0)TrackBack(0)雑記

2008年12月25日

うんこがクリスマスプレゼント

 9月に注文したし尿汚泥肥料をこの年末で忙しいときに多度津の海際のかがわコンポスト事業所まで引き取りに行ったがー。

 なんでこんな忙しいときかというと、引き取り日が今日この日に指定されてとったきんや。3ヶ月も待ち望んだ肥料をクリスマスにもらえたというわけや。粋なクリスマスプレゼントでないか。元うんこやけど。



 袋に小さな小さな穴がいくつか開いとる。まだ発酵中でガスが出るのかな。 

 カリとカルシウム以外は鶏糞並の成分を有して20kgが50円。円高の影響もあって来年から肥料価格はちょっと下がるげなけどうれしいでないか。

 しかしこの肥料の最大の特徴はC/N比が5と小さいことにある。C/N比は炭素と窒素の割合で、土の中で窒素成分が微生物によって無機養分へ分解されやすいかどうかの目安になるんや。分解されやすいと早く効く。早く効く有機肥料でポピュラーなものと言えば鶏糞やけど、C/N比は8とか9とか。このハイクリーンかがわはもっと早く効く。すごいでないか。たくさん買ったので使い道はいろいろ考え中。実際に使ったときにまたレポートするよ。

 中讃のみんなの元気の証拠であるうんこを少しずつ分けてもらった元気玉のような肥料や。有効に使わないかん。とりあえずうれしいので↓の歌を歌うことにするがー。


   

Posted by kazuzo at 21:10Comments(0)TrackBack(0)雑記

2008年12月24日

明日から「夢ハウス」年末謝恩セール


↑クリックで拡大します。

 今年もいつも以上の圧倒的な品数と新鮮さでお届けするよ!うちの出し物は菊、キンセンカ、ブロッコリー、ほうれん草、レモンの予定や。わしも一服したらお正月の花を精出して組むきんなー。ちなみに午前中の作業場のBGMは「杉良太郎全曲集」でした!  
タグ :夢ハウス

Posted by kazuzo at 12:35Comments(0)TrackBack(0)産直

2008年12月22日

うちのばあさんはほうれん草を達者に作る

 明日からほうれん草を産直に出すよ。10月の終わりにばあさんが蒔いたぶん。10月の終わりがこの辺の露地蒔き最終便やけど、その時期だと病気や虫の心配をしなくてよいのがええな。おかげさまで無農薬。それにほうれん草は寒いほどうまい。



 写真が暗いのは夕方遅くに撮ったきん。ほうれん草みたいな軟弱葉物は夕方に収穫すると一番栄養価が高くなるきんな。

 ばあさんはなんにでも油かす(菜種油かす)を元肥にやる。化成肥料をやっても油かすもやる。油かす大好き。ほっといたら豆にもやる。油かすはほぼ窒素メインの肥料なんやけど、共生菌から窒素を供給してもらう豆には本来必要ないもんや。おかげで今年の春のソラマメはやたらと背が延びてアブラムシがようけついた。もちろんこのほうれん草にも油かすをやっとる。

 最近読んだ土壌学の本と有機肥料の本の両方に書いてあってへーと思ったんやけど、ほうれん草は無機窒素だけでなく油かす由来のアミノ酸やたんぱく質の形でも窒素を吸収するかもしれんとのこと。現在の知見では原則、植物は無機養分しか吸収しないことになっとる。それは有機農法でもいっしょ。有機肥料を土壌微生物が分解した無機養分を、植物は吸う。ところがほうれん草やチンゲンサイはそうじゃないかもしれないらしいんや。

 もしそうやとしたら冬にほうれん草を作る場合は油かすを施すのは多いに有効やな。寒い冬場は有機肥料や化成肥料を植物が吸収しやすい形態に分解する微生物の働きが鈍いきんな。肥料が土中にあっても効かないということが起こる。アミノ酸やたんぱく質の段階で吸収してくれるのなら微生物の作用を待つ必要もない。こらどいや。ばあさんは実に理にかなったことをしとったことになる、珍しく

 さて、ばあさんのほうれん草の5日後に蒔いたわしのほうれん草は化成以外には鶏糞と有機石灰しかやってないよ。この時期は蒔く時期が数日遅れたら収穫はもっともっと遅れるのが常やけど、うまくいかなんだら来年はばあさんの軍門に下って油かすをやることにしよう。  

Posted by kazuzo at 21:06Comments(0)TrackBack(0)野菜

2008年12月21日

ブロッコリーのペペロンチーノ風



 風邪引いたが。きっと信心が足りないのであろう。近所に貼られていた看板に上のようにあったきん、ブロッコリーを食べるが。毎日食ってるけどな。

 唐辛子とニンニクをたっぷり入れてイカやホタテとあえたペペロンチーノ風だそうや。


 これは辛温まったがー。体を温めてビタミンCを摂取したら風邪も治るにちがいないと思うことが大事な病は気からやけど、結局は時間が解決してくれるのやろう。

 
  

Posted by kazuzo at 20:42Comments(0)TrackBack(0)料理

2008年12月20日

枇杷の花に蜜蜂

 今日も今日とていちじく園の落ち葉焚き。今日は全面的に草生栽培を実施している第二いちじく園。そやきん、焼く場所に気を使う。せっかく生えてくれとるお役立ち草まで焼きたくないきんな。

 畑の脇にある枇杷の木が花盛り。そんなわけで蜜蜂が仕事に来とった。



 ズームのない安もん携帯のカメラではあんじょう寄れなんだ。ちょうど真ん中辺りにおるのですよ。この時期に花を咲かせる枇杷は蜜蜂の冬の貴重な蜜源になるとか。虫いうたら季節労働者みたいなイメージやけど、蜜蜂の働き蜂はみなフルタイムの正規雇用なんよね。ワークシェアリングが行われているのかもしれないけれども。人間社会も蜜蜂社会に見習うべきだ…と安直にトンデモなことを書いてみる。蜜蜂社会を見習ったら女王様の下での専制君主体制になるがな。ネットを見ておりますと、それを喜びそうな人を散見するけどな。  
タグ :枇杷蜜蜂

Posted by kazuzo at 20:31Comments(0)TrackBack(0)草や虫や小動物

2008年12月19日

落ち葉焚きの日

 一日中、いちじく園の落ち葉焚きをやっとったがー。おかげであったまったがー。



 いちじくは葉や根から他感作用のある物質を出すきん、葉は焼いてしまわないと生育に関わり、木の寿命も短くなる。そやきん葉が全部落ちたこの時期に落ち葉を集めて焼くんや。

 しかしここでばあさんが枯れ草を精出して刈りだした。これも焼けとな。そんなことせんでもええのに。枯れ草はそのうち土壌微生物が分解してくれるきん焼かんでええと言うても刈り続ける。理屈で言い負かすと、「草を置いとくとふが悪いでないかー」と。ほら、本音が出たよ。結局これやが。

 焼いたら炭素とカリウムくらいしか残らんやん。そのまま土に返せば分解過程では土をやわらかくしてくれるし、窒素やリンも放出してくれる。分解される前にはマルチとして働いてもくれる。そういう理屈はばあさんの「ふが悪い」の前には通用しないのであった。  

Posted by kazuzo at 21:14Comments(2)TrackBack(0)いちじく

2008年12月18日

わしの写真貼ったら野菜もっと売れるやろか?

 中国産竹の子が国産偽装されてさらには百姓の写真まで偽装されていた件が話題になっとるな(朝日)。この件に関しては、百姓の写真が偽者だったということばかりがクローズアップされているけど、産地偽装に森林組合までが関与していたことのほうが問題やと思うが。食品加工業者なんぞハナから信用しとらんけど、生産者を守る団体が生産者の信頼を失墜させてどないするんや、こらえんぞくそおどれ。

 ところで生産者の写真の件やけど、スーパーのインショップや意欲的な産直で最近よく商品に一枚一枚貼っているのを見かけるよね。あれを見るといろんなことを思うんやが。

 まずはあれもコストや言うこと。原価はともかく百姓に課されるコストは1枚あたり1~数円になるはず。年間で見たらばかにできんで。そうまでせんと信頼を得られんの?

 そんで、意欲的な生産者団体や都市近郊の産直なんかだと若い百姓の顔も並んでるけど、田舎の産直で写真を出しているところなんかだと9割方年寄りやが。年寄りの素朴げな顔がまた信頼性を高める効果を持つんやろうけどな。でも、このじいさんばあさんらに後継者はおるんやろうかと心配になるが。

 わしは写真出したくないよ。だって百姓に見えんきん、先述したような信頼付与にならんもん。きっと偽装写真も素朴そうなおっちゃんおばちゃんを選んだことであろう。しかしわしは若造な上にちょっと残念な感じのヒゲ坊主やきんな。この顔が付加価値を生むとはとても思えん。いうとくけどヒゲ坊主にしたのは松本人志よりわしのほうが先やきんな!

 普通にしとると百姓に見えんきん、産直では生産者がかぶるキャップをいつもかぶっとる。夢ハウスは生産者におばあちゃんが多いきん、キャップをかぶっている百姓は少ない。それゆえ珍しくて目立つから、わしみたいなんでも生産者と意識してもらえやすいんや。

 いちじくの季節にはいちじくソムリエになるよ。キャップをかぶってたら声をかけてもらいやすいきんな。ちゃんとお客さんの好みやすぐに食べるかどうかを聞いて、自分ところのいちじくだけに限らず、棚にあるもの全てから選ぶ。そのほうが店全体に対する信頼が高まって自分とこにもフィードバックされるきんな。中にはキャップもかぶらんとお客さんの話も聞かんと自分とこのいちじくを必死に売り込もうとするおっさんもおるけど、それでは生産者と分からんし、お客さんの信頼を害するきん自重してほしいものやが。

 結局顔写真ではいわゆる「顔の見える農業」にならんと思うんやが。それは擬似的なもんやで。一人一人の直接的で地道なコミュニケーションの積み重ねが信頼の総量の増加に繋がると思うんやが。そんなわけやきん、みんなもっと産直に来てつかよ。  

Posted by kazuzo at 20:57Comments(0)TrackBack(0)雑記

2008年12月17日

年末年始に頭の肥やし



 東のほうへ行く便があったきん、県立図書館と高松市立図書館に寄って、ようけ本を借りてきたがー。この時期に借りると年末年始の休みがはさまるきん長く借りられてお得や。

 年末年始言うても百姓にはないようなもんやけど、気分的に本をようけ借りたくなる。どうせテレビはおもろないし、ネットの動きも鈍くなるきんな。

 特に意味無く一冊ずつ読前紹介をしてみるよ。


 前にもちょっと書いたけど、日本の農業技術史についてちゃんと勉強したくなって、入り口として民俗学の大家のこの本を選んだんや。  


 この著者のブログはたまにはてブ経由で読んで自分の考え方との違いに唸ったりオイオイと思ったりするんやけど、ハイエクには興味があるきん。どうか著者の我が出すぎていませんように。


 前に途中まで読んだけど、面白いんやがー。難しい化学の話は飛ばしてるんやけど、土壌学の研究史はエキサイティングやし結構実用的な話もあるよ。


 この経済学部の先生が一般向けに書く本はおもろい。経済学の最新の知見を身近な例で噛み砕いて解説するよ。これも格差論というよりそういう面を期待して借りたが。


 わしは20年来の山田正紀の読者や。ただしほとんどSFものしか読んでないけどな。ミステリ音痴なんや。最近ミステリ作ばっかりで寂しかったところにSF作家として一番油が乗り切っていた頃の作品の完全版が出たらそら読まないわけにはいかんでないか。


 甘粕という人に興味があるというより、理想がドロドロとした得体の知れないものに変貌してゆく昭和初期の時代にすごく学ぶべきものを感じるんや。船戸与一『満州国演義』の続きも楽しみ。
   
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Posted by kazuzo at 21:26Comments(0)TrackBack(0)雑記

2008年12月16日

08-09シーズンのブロッコリーPOP



 シンプルイズベストを心がけたがー。ほんとは高橋メソッドを導入して、もっと簡潔なPOPを一枚一枚めくっていくのを作ったらおもろいかなーと考えたんやけど、なんだかめくってるうちにそれで満足して買ってくれないような気がしたのでやめたが。

 去年はブロッコリーの茎の栄養とその食べ方を強調したPOPを用意したんやけど、なんでか2日連続でPOPがなくなってしもうた。そんで、その次の日、他所の人が茎を強調したPOPを出してきた。それとこれとかが関係あるかどうかは知らんけどね。

 そんなこともあって今年は最初、ブロッコリーのPOPを作ってなかったんよ。この辺は産地やきんどうせコモディティ化しとるしな。でもふと思い立って昨日、上のを作った。メニューを考えながら野菜を選ぶおばちゃんも多かろうしね。それにメディアでは最近、健康効果や栄養成分量の数字ばかりが踊っているけど、食卓の豊かさはビタミンCの量で決まるわけではないしな。

 でも、天ぷらPOPはしばらくしたら飽きられるかもしらんなー。週変わりで違うメニューのPOPも用意しとこうかな。  

Posted by kazuzo at 20:10Comments(0)TrackBack(0)産直

2008年12月15日

ネコブカビを捕らえた

 10月の終わりにブロッコリー畑に蒔いた大根、ようやく間引いたがー。



 もうすでにミニ大根がついとる。今までほっといたのはより多くのネコブカビをおびき寄せ、弱体化させるためや。け…決してめんどくさかったきんやないんやきんね!

 写真のミニ大根は実にけっこいけど、休眠から覚めたネコブカビがようけとりついとる。しかし耐病性の大根では発病しないのや。休眠時は抜群の防御力を誇るネコブカビも覚めるとへぼへぼやきん、根の中で増殖できないとなると死滅を待つのみや。ざまあみろ。

 間引いたのは葉大根としておいしくいただきました。  

Posted by kazuzo at 21:41Comments(0)TrackBack(0)野菜

2008年12月13日

お花が売れないらしい。

 産直農家やってるとあんまり不景気感は感じないんやけど、百姓業界でも、どうも高い目のお花とかは不況の影響をもろに受けて売れてないらしいんやが。重油高でも頑張って作ったのにね。じゃんじゃんハウスに暖房を炊くお花農家は撤退するところもあったきん、花市場などの流通サイドは、供給も減る、需要はもっと減るで困ったことになっているらしいが。

 不況になっても食べ物は外食産業以外はたいてい大丈夫やけど、お花はぜいたく品にカテゴライズされることが多いきんな。うちは菊を中心とした仏さんやお墓の花しか作ってないきん、今のところあんまり関係なさげ。年末商戦はどうなるかな。不況だと、迷信とか細木数子とかが大好きなこの国の田舎ではご先祖様頼みになって、精出してお墓にお花を供えてくれるのではないかと考えとるんやけどね。かく言ううちも盛大に供えるよ。元々、仏さんの花の自給自足から始まった商売やきんな。  

Posted by kazuzo at 20:08Comments(0)TrackBack(0)

2008年12月12日

石油製品もちゃっちゃと下げてつかよ

 産直へ出すぶんのブロッコリーはSサイズのを3つないし4つ袋に入れてだっしょる。そんでビニール袋がようけ要るんやけど、袋の値段は上がったまんまで下がらんきん、ためしに某プライベートブランドの安い袋を導入してみたんや。いつも使いよる穴あきの蒸れないぶんより7割くらい安い。

 そしたらどいや。いつもよりようけ売れ残ってしもうた。夕方回収に行ってみると、きれいに袋がくもって中が見えにくくなっとったでないか。これでは売れんがな。産直にはたまにスーパーの袋みたいなのにわざわざキャベツ入れて売っりょる人もおるけどな。しかしケチって損したがー。

 ガソリンは安くなった。今日善通寺の競争の激しいところを通りかかったらリッター100円やった。すごいな。みるみるうちに80円も下がったよ。やればできるは魔法の合言葉。というか投機筋はどんだけコモディティ市場に突っ込んどったんやっていう話やけどな。

 でも、ガソリンにはすぐ値段が反映されるけど、在庫の回転のにぶい他の石油製品はなかなか下がらんのよね。なんとかならんもんやろうか。  

Posted by kazuzo at 20:52Comments(2)TrackBack(0)雑記

2008年12月11日

トンネル〇って

 トンネル掘っては土建屋さん。

 トンネル抜けてはボ・ガンボス。


 では百姓はと言うと、トンネル張ってとなる。


 こういうビニールの覆いをすることを「トンネルを張る」と呼ぶんや。いまだになんか違和感があるんやけどな。トンネルって穴開けるもんというイメージやきんかな。

 中に入ってるのはキンセンカ。


 トンネルで覆ってやると(この表現も普通おかしいな)、背が高くなって見栄えするきんな。

 数日前のとても寒かった日に張ったんやけど、それからあほみたいにぬくくなったでないか。こらどいや。おかげで昼間は開けっ放しや。閉めっぱなしにしとくと温度が高くなりすぎたり過湿になって病気になるきんな。野菜は花以上にその辺の管理が重要になってめんどくさいのでトンネルしない。レタス作りよる百姓は今頃からたいがいトンネル張るけど、大変やと思うな。

  
タグ :キンセンカ

Posted by kazuzo at 21:00Comments(0)TrackBack(0)

2008年12月10日

光回線は来たけれども

 まんのう町には今年光ファイバーが通って光回線でインターネットができるようになったがー。おかげでニコニコ動画やようつべはストレス無く観られるし、自転車競走のネットライブもばっちりやが。今週中にうちの電話も光電話に切り替わる。

 今まで行政放送を流していたオフトークという電話回線を使ったシステムも12月から光回線を使ったものに切り替わって、音声が鮮明になった。内容は変わらないんやけどな。この行政放送で青果物の市況も流れるんやけど、これがね、11月までは夜の9時20分に流れてたんやけど、12月から朝の7時に時間が変更になったんや。夜の9時20分のときはもっと早よしてくれんかなーと眠い目をこすりながら、これを聞いてから寝てた。でも朝の7時いうたら百姓はもう外で朝の収穫作業してるよ。どちらも百姓向けの時間帯じゃないんよね。そりゃ、まんのう町民全部が百姓じゃないんやきん、もっと優先すべき放送があるのは分かるけど、もうちょっとええ時間、例えば夜の7時半とかにお願いしたいものやが。

 あと、せっかく通信インフラが整っても、コンテンツが伴わないのは寂しいよね。まんのう町のサイトには一応重ーいフラッシュのページとかあるけど。青果物の市況なんか、分かった時点でブログとかのフィードを吐いてくれるメディアで発信したらええんやがと思うのは百姓2.0やから思うことやろうか。百姓の大部分を占めるお年寄りは産直の売り上げ報告メールさえも使いこなせんわけやしな。

 でも徳島の上勝町はそういうことも含めてやったきんうまいこといったんやろ。そんなに難しいシステムを導入せんでも、行政情報や町民向けの情報のフィードをあらかじめ登録した簡単なフィードリーダーを配布して、PCに入れてもろたらええだけやと思うんやけどなあ。コストなんてなんちゃかからん。講習が必要や言うんやったら農閑期にわしがやったるがな。ついでにニコニコ動画とかはてブも教えるよ。  
タグ :ウェブ

Posted by kazuzo at 20:33Comments(2)TrackBack(0)雑記

2008年12月09日

雨輪の日

 今日もまた雨が降ったがー。そんなわけで朝の産直向け収穫出荷の後は資材を買いに行ったり本を読んだり昼寝したり競輪見たり。

 今読んでいるのはこれ。


 最近のネット社会論には興味あるけど、梅田はちょっとお花畑やし北田や鈴木の言うことは難しくて分からんという人はこれを読むといいよ。実に詳細にして簡潔。著者は説明能力の高い人やなあ。
 
 競輪では10年来応援している岡山の選手が優勝して、大変うれしかった。車券を抜きにしてこれだけうれしい優勝は何年ぶりやろうか。働いてないのにビールがうまいがー。  
タグ :雨読雨輪

Posted by kazuzo at 20:36Comments(0)TrackBack(0)雑記

2008年12月08日

この茎を見よ

 今日から12月1月採り品種のブロッコリーの収穫を始めたよ。言うてもまだ3本しかなかったけどな。それにしても、ちょっと奥さん、これ見てつかよ。


 この茎とかー。がいでないか。これ、去年からの新品種なんやけど、想定外に茎が太すぎて今までの市場出荷用ボール箱がボコボコに膨らんでしもうたという一品や。美緑408という。

 茎の太さを11月採り品種と比べてみる。


 11月採りのは収穫末期で本来の太さでないんやけどな。それにしても圧倒的ではないか。ブロッコリーは実は茎のほうが栄養あるきんな。茎食べてつかよ。この品種は太くて甘いよ。茎だけやない、花蕾もやたら目が細かくて食感がいい。

 ただしちょっと病気に弱いんやけどね。ちゃんと管理しないとべと病、黒腐病、菌核病にしっかりやられる。

 こんなことを書くと、ナイーブな人は人間の品種改良が植物の本来の姿を歪めてしまったなどとおっしゃる。確かに、ケールやキャベツと同じご先祖とは思えんよね。でも人間の品種改良の歴史なんてそれこそ農耕の歴史と併走してきたわけであるからして、ごく最近始まったものではないきんな。それこそ何千年の歴史がある。全部否定してみる?

 農業技術史における歴史修正主義…とまで言うと大げさかもしれないけど、ここ何十年かで農業がおかしくなったみたいな感覚でいる人っておるな。つい最近も、調べ物をしてたらとある有機百姓のブログがヒットして、そのプロフィール欄には「つい30年前には当たり前だった農法をうんたらかんたら」って書いてあった。ちょっとマテ。30年前いうたら今のよりえげつなく危険な化学農薬の全盛期やがな。レイチェル・カーソンがなんであんな本書いたんか知らんのかいな。それに化学肥料は日本でも戦前から使われていたよ。昭和天皇の戦後最初の行幸先は硫安(代表的窒素化学肥料)を作る工場やったんやって。

 農業技術史というと、民俗学的な断片的なものしか見当たらないけど、江戸時代くらいからでええきん、できるだけ統計に依拠した客観的な、それでいて新書レベルの本があればええのにな。

 まあええわ。とりあえず難しい顔せんと、このブロッコリー食べてみまいって。  

Posted by kazuzo at 21:09Comments(2)TrackBack(0)野菜

2008年12月06日

うちのレモンはでかい



 今朝、レモンをちぎってちょいちょいと洗って(今年はなんの予防もしてないのにすす病が出てないきん楽ちんやった)、強風で自然乾燥させて昼前に13袋出したところ夕方には9つも売れてた。急遽また採ったがー。


 でも、うちのレモンはでかくてなんだかブコツなんよね。なんでこうなるのかは柑橘に詳しくないのでよく知らん。レモンはヘアリーベッチ草生の放任栽培にしとる(決して自然栽培などとは言わない)。よく知らないきんやけど。でもでかいのが受けるのやろうか。いっぺんに3つもいらんやろうから袋に2つ入れて売っているよ。輸入もんみたいに防カビ剤に漬け込んでないしな。

 レモンといえば昔から詩や小説のタイトルなんかに使われて、情緒やロマンを漂わせておるけど、うちのはちょっとなー。当てはまるとしたら、マーガレットズロースっていうバンドがあるんやけど、そのバンドの「檸檬」という曲やろうか。非常に不器用で武骨で、でも繊細なラブソングや。レモン汁がじゅるじゅると溢れとる。


  

Posted by kazuzo at 20:50Comments(0)TrackBack(0)果樹