まんのうをたがやす百姓のBlog

　春はキラレ。とっしょりしか使わない言葉やけど、アブラムシのことな。ソラマメや菊の芯、梅や桃の葉などにうじゃうじゃとついてるよ。雑草でもカラスノエンドウやナズナなんかにびっしりと。もうこれは季節のもんやきん半分諦めとるんやけど、明日、秋菊の挿し芽をするきん、その分だけ防除することにしたが。芽の一番若い葉についとるきんな。駆除しとかんと挿してもちゃんと生育せんでないか。

　化学農薬(今大変評判の悪いネオニコチノイド系ね)か気門を防ぐタイプの物理的農薬(デンプン剤)かどっちを使うか迷うたけど、食いもんでないきんネオニコチノイド系のベストガードを使うことにした。デンプン剤は高いきんオクラ用に温存する。

　殺菌剤とチャンポンにして畑に赴き散布していると、芯の部分に集まったアブラムシをいわゆる天敵のテントウムシやアブが結構食いにきとるのが見える。こらどいや。デンプン剤にしたらよかった。そっちなら天敵には影響が少ないきんな。じっと目を凝らして天敵様を避けながら散布したきん、たいした面積でもないのに神経使うたが。それでも少しは天敵様にもかかってしもうたやろな。なんだかいつもにも増して後味の悪い農薬散布やったが。