2012年09月18日

隣の畑は白く見える、

 ブロッコリーの定植が最盛期やが。8月の末に植えだして、やっと半分の山を越えた。今年の秋は暑いけど雨も多くてなかなか綱渡りなんやけど、なんとか予定とそんなに違わずに植わっりょる。

 今年は去年の倍の面積を植えることにしとって、初めて手がける畑もあるんやけど、おもっしょいよなあ。細い用水路を挟んで隣同士やのに水はけが全然ちがうんな。

隣の畑は白く見える、

 ありゃ、写真にするとあんまりよう分からんかもしらんけど、左のほうが湿ってて黒いやろ。左のほうは毎年水田→ブロッコリー。右のほうは少なくとも二十年くらいは耕作放棄地。年に一度くらいは草刈ったりトラクター入れたりしよったけど、セイタカアワダチソウがときどき生えたりするくらいの畑。若干こっちのほうが高いところにあってそんで古い畑やきん用水路の側が石積みなんな。石の間から水が抜けよんやろうか。長いこと水田にもしてないきん地下水位も低いんとちがうやろか。とにかく水はけがよくて、水もちもいい。ブロッコリーもすごくスムーズに植わった。150kgもある定植機械が畝の上で走らんといかん。じゅるかったらズブズブと行ってしまう。黒いほうの畑は一昨日植えたんやけど案の定ズブズブはまった。すぐ隣りやのに面白いなあ。定植に来たオペレーターさんも驚いてた。


隣の畑は白く見える、


隣の畑は白く見える、

 土壌図というのがあるんや(参照)。日本中の農地の地質が分かる。これもすごいなあ。でも実際の地質はこれよりも細かく分かれてるんな。どんな作物を作ってきたか。どんな肥料や資材を投入してきたか。人間の営みが土の上に積もり積もってトラクターでかきまぜられて、そんで畑がでける。場合によってはごじゃハゲになることもあるし、素晴らしい土がでけることもある。素晴らしいといっても、それは作物や気候などの条件によるわけやけどな。オールマイティな土…そんなもんあるんやろうか。本の中にはあるかもしらんけど、実際はどうやろうな。

 



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役立つブログまとめ(社会貢献): 四国地方の農業/農園/農場/農家 by Good↑or Bad↓【役立つブログまとめ(社会貢献)(投稿募集中)by Good↑or Bad↓】at 2012年09月19日 21:26
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