2008年08月07日
ブルーベリーは酸性土壌が好きさ好きさ好きさ
順番は前後したけど、総論で挙げた第一点目、土壌のpHについてやるよ。
普通の作物はあんまり酸性土壌を好まないことが多いんや。中性であるpH=7前後を好む。だから野菜畑では通常植えつけや種まきの前に消石灰や苦土石灰、牡蠣殻などの、炭酸カルシウムを多量に含んだアルカリ資材を投入する。また、果樹園でも、冬の間にそれらの資材をまく。
なんでかというと、酸性雨もあるけど、普通に栽培の過程で化成肥料をやっていると土壌が酸性化することが多いからや。化成肥料の原料には硫酸アンモニウムや硫酸カリが使われることが多いきんな。それら原料に含まれる硫酸と肥料分が土壌中で分離したあと、硫酸イオンによる土壌の酸性化が起きるんや。
ところがブルーベリーは酸性土壌、pHで言うと5前後を好む。なんでかは知らん。なんとてちょっとへんこつなんや。だから石灰資材を投入してあるような普通の畑の土ではよう育たん。養分の吸収に障害が出て、たいてい枯れてしまうよ。
そこで植え土にはピートモスという資材を使うのが一般や。これはミズゴケなんかが堆積して腐ったもので、有機酸を含むため酸性なんや。ホームセンターや農業資材屋さんに売っているよ。ただし、酸度を調整してある商品もあるから、その辺には注意が必要や。ブルーベリー専用の土も売ってるけど、割高やし、そもそもそれをお勧めしたらこの記事の意味があんまりないでないか。農業や園芸は理屈を分かった上でやると楽しさ10倍や。
ピートモスはブルーベリーのためにあると言っても過言ではない資材で、その辺は次の、ブルーベリーの乾燥に弱い性質とも関連するからまた今度。
普通の作物はあんまり酸性土壌を好まないことが多いんや。中性であるpH=7前後を好む。だから野菜畑では通常植えつけや種まきの前に消石灰や苦土石灰、牡蠣殻などの、炭酸カルシウムを多量に含んだアルカリ資材を投入する。また、果樹園でも、冬の間にそれらの資材をまく。
なんでかというと、酸性雨もあるけど、普通に栽培の過程で化成肥料をやっていると土壌が酸性化することが多いからや。化成肥料の原料には硫酸アンモニウムや硫酸カリが使われることが多いきんな。それら原料に含まれる硫酸と肥料分が土壌中で分離したあと、硫酸イオンによる土壌の酸性化が起きるんや。
ところがブルーベリーは酸性土壌、pHで言うと5前後を好む。なんでかは知らん。なんとてちょっとへんこつなんや。だから石灰資材を投入してあるような普通の畑の土ではよう育たん。養分の吸収に障害が出て、たいてい枯れてしまうよ。
そこで植え土にはピートモスという資材を使うのが一般や。これはミズゴケなんかが堆積して腐ったもので、有機酸を含むため酸性なんや。ホームセンターや農業資材屋さんに売っているよ。ただし、酸度を調整してある商品もあるから、その辺には注意が必要や。ブルーベリー専用の土も売ってるけど、割高やし、そもそもそれをお勧めしたらこの記事の意味があんまりないでないか。農業や園芸は理屈を分かった上でやると楽しさ10倍や。
ピートモスはブルーベリーのためにあると言っても過言ではない資材で、その辺は次の、ブルーベリーの乾燥に弱い性質とも関連するからまた今度。
タグ :ブルーベリーの育て方
腐女子はブルーベリーやおいの夢を見るか。
ブルーベリーを出すよ。
ブルーベリーの加工品について視察を行った。
久々にブルーベリーを大人食い。あと、食育について。
もやしもんの地ビールの話を読んでブルーベリーに思いが至った。
ここ最近のブルーベリー商業栽培ブームってひょっとしてバブル?
ブルーベリーを出すよ。
ブルーベリーの加工品について視察を行った。
久々にブルーベリーを大人食い。あと、食育について。
もやしもんの地ビールの話を読んでブルーベリーに思いが至った。
ここ最近のブルーベリー商業栽培ブームってひょっとしてバブル?
Posted by kazuzo at 10:30│Comments(0)
│ブルーベリー