2011年07月14日

キシュウスズメノヒエはなにかと興味深い雑草やが。

 キシュウスズメノヒエという水田雑草がおる。草やのにおるとはこれいかにやけど、ついつい虫や小動物のように「おる」と表現したくなる草なんやが。

 ヒエという名前の通りイネ科雑草なんやけど、まずこいつは横に伸びて行く。そして節の部分で地面に根を降ろし、そこから葉茎を上に伸ばす。その間にも横にアメーバのごとくずんずん伸びていく。これくらいやったらまだかわいい。↓

キシュウスズメノヒエはなにかと興味深い雑草やが。

 こいつはさらにゾンビみたいなやつで、横に伸びていった草を全部取り除いてしまわないと、どこかひとつでも節が残っていればそこから再生してしまうんや。なんという生命力。竹に苦労する山の百姓の気持ちがちょっとだけ分かるが。そういえば竹もイネ科なんやで。最近、『イネ科ハンドブック』という本を読んだことは書評ブログのほうに書いたよ(参照)。

 ガシガシむしってもむしってもこうなってしまえばどうしようもない。↓
キシュウスズメノヒエはなにかと興味深い雑草やが。

 コンクリ畦を挟んで東側はいちじく畑なんやけど、そこから畦を渡って田んぼに侵入しとるんやが。こいつは水辺が好きなんやけど、どうやってコンクリ畦の向こうに水があることが分かったんやろうな。おもっしょいな。田んぼに侵入したものの、もう稲が大きくなっとるきん、稲の間までは入ってこない。稲のアレロパシーが効いとるのか、わざわざ日陰には入っていかないっていうことかは知らねども。伸びてきて穂が出る前に刈払機で刈って、どうせ跡には野菜を作るきん地上部はトラクターで粉々に破壊することにする。



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