2009年05月02日

ちょっとだけ田植えをしたがー。

 午前中は昨日のオクラ播種の続き。残りの種を畑と、あと補植用にポットにも播いて水をかけたらもうお昼。さてコシヒカリの田植えをするべというわけなんやけど、水が引かない。田植えにええ塩梅にならんのや。おじいの頃やったら水を落としてええ塩梅にするところやけど、肥料が惜しいのと環境負荷もあるきん、ええ塩梅になるまで自然に引くのを待つことにしたがー。なんとてわしはエコ百姓やきんの。うそやがな。でも川や海が汚れてEMだんご集団がわいてさらに汚したらうざいしな。

 ところが待てども待てどもなかなか水が引かない。うちの田んぼってこんなに水持ち良かったっけ?裏作のブロッコリーの残渣を全部鋤きこんでいくうちに腐植が多くなったきんやろうか。そうやったらうれしいな。でも予定は狂た。

 そんなわけで結局今日植えられたのは1枚の田んぼだけ。なんだかGWのお仕事予定が半日ずつずれてきとるな。

 ちょっとだけ田植えをしたがー。

 さて、最近の田植えのトレンドは疎植やけど、うちの15年もの廉価田植え機でできる目いっぱいの疎植でこんなん。でも11aで苗箱14枚で済んだ。16~18枚くらいやと想定しとったんやけど。なんでそんなに少なくて済んだかと言うと、J某からの購入苗がすごく厚播きやきんー。なので田植え機の爪の設定をあんまり摘まないようにしていてもそれなりに摘めてしまう。

 これまた最近の田植えトレンドやけど、あんまり厚播きにはせんのが流行りなんや。そのほうが健全な苗が育つきんな。J某の苗が健全育苗を犠牲にして厚播きなのは「苗が飛んだ」というクレームを恐れるきんやろうな。あ、苗が飛ぶというのは欠株がでけるということな。欠株がようけできると田んぼに入って人力で腰を屈めて植えていかないかん。これはえらい。薄播きにした苗を古い機械で植えると飛びがちになるんや。

 農家によって持ってる機械や設定方法が違うきんな。そやきん、クレームを避けるには厚播きにしといたらええということとちゃうかな。これも小規模兼業農家が多いことの欠点と言えば欠点かもしれんきん、誰か山下一仁せんせ辺りに教えてあげるといいよ。どうせこんな現場の話なんか知らんやろうきん。



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