まんのうをたがやす百姓のBlog

　今朝は第二と第三新いちじく園の草刈りをしたがー。この時期にするのは緑肥のナギナタガヤが倒れるのを待っていたきん。



　どうよ！って意味分からんと思うけど、第三新いちじく園のナギナタガヤは我ながら見事やが。第二のほうは成園化してからナギナタガヤを導入したきん、他の雑草の勢いに負けて今やその他大勢の草になってしもうたけど、こっちは水田から転作すると同時に種を播いたきん見事にナギナタガヤが優占種になった。上を歩くとフカフカやが。

　なんでナギナタガヤがこんな生えそろってべったり倒れたらええかというと、地面をマルチングしてくれるきんや。草を抑えて地温や水分をええ塩梅に保ってくれる。しかも勝手に倒れて勝手に役に立ってくれる。1年目に種を播いて以降は追い播きもしてない。「めんどくさいは魔法の合言葉」が座右の銘のわしにはうってつけでないか。いえーい。

　とは言え、セイタカアワダチソウやヨモギなんかのがいな草はナギナタガヤのじゅうたんから顔を出しとるきん、そいつらは草刈機でちょんちょんと刈っていかないかん。特にセイタカアワダチソウはやばいきんな。ほっといたらあっという間に蔓延る上にアレロパシーがきついきん他のもんが生えんようになる。というわけで刈ってたんやけど、おかげさまで15aほどの畑に一時間もかからない。ナギナタガヤ様様だがや。



　刈り倒したセイタカアワダチソウには気持ち悪いくらい赤いヒゲナガアブラムシがびっしりついとった。こいつらがセイタカアワダチソウ枯らしてくれたらもっと楽できるんやけどなー。