2012年03月20日
お彼岸のお花にしんみりする。
春のお彼岸やな。朝から夢ハウスにお花をたくさん買いにきてくれとる。ありがとうございます。うちも以上のような感じでお花を出してます。
春のお彼岸は露地栽培やトンネル栽培ではどうしてもお花が不足がちになる。なんといってもこのあたりではこの時期菊ができんしな。というわけでまずはキンセンカに頼る。うどんこ病には注意やけど比較的栽培用意で脇芽がいっぱい出てくれるきんな。うどんこ病は乾燥したら出るというポピュラーながらなんだかへんてこな病気やけど、今年の冬はご存知のとおり雨が多かったきん出てない。あとはストックや菜の花。ルピナスなど。
そのあたりの花あるいは梅の枝などをいかにうまいこと組み合わせて組み花を作るかが、お花を自分とこで作って直売所に出す百姓の腕の見せ所なわけやが。その中心を担うのはおばあさんたち。趣味と実益を兼ねてきれいな組み花を組む。
以前のお彼岸にはよく朝の出荷時なんかに、おばあさんたちと組み花の品評会をやったもんやが。誰それさんとこはけっこに組んみょるな。あーこれはよいよ花が足らなんだんやなー。これは◯◯◯やで。とか。わしはそんな遠慮容赦ない会話になかなかついていけなくて聞き役に回るのみ。
でも年々、そういうおばあさんも亡くなったり引退したりして少なくなってしもうた。野菜を中心に出してる普段の日は忘れていても、お花が主役になる紋日には寂しいな。野菜出荷者ももちろん高齢化して同じような状況ではあるんやけど、人数が多いきん目立たんのな。
引退したおばあさんは、お嫁さんに引き継いでくれんもんかなー。直売所の組み花文化を継承して欲しいなー。うちはその点、ここだけの話ケンカしながらもうまいこと継承できて、組み花はおかんがやっりょる。それともうひとつここだけの話やけど、お花は単価が高いし紋日もあるきん、ちゃんとやったら経営の柱になるよ。
タグ :お彼岸
一桶花屋さんのすすめ。
盆菊について決断を迫られとる。
寒菊の定植がエンドレスリバウンドなんとかボム
実はまだ寒菊の挿し穂をしよる。
今年は菊が高いようやが。
不快害虫用農薬についてはよう知らんかった。
盆菊について決断を迫られとる。
寒菊の定植がエンドレスリバウンドなんとかボム
実はまだ寒菊の挿し穂をしよる。
今年は菊が高いようやが。
不快害虫用農薬についてはよう知らんかった。
Posted by kazuzo at 13:08│Comments(0)
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